♣有機草生栽培への取り組み♣
有機草生栽培には何をしたから完全という決定的な一策は
ありません。多くの因果関係からなりたつ農法なので
日々、観察し今現在と先を考えながら管理作業を
組み立て焦らず改善していく事が
大切となります。
排水性・透水性・通気性に優れた土壌が桃の栽培には適しています。桃の根は酸素欠乏になりやすいので湿害に弱く、当農園では上記写真のように圃場に高低差をつけることにより水溜りが出来にくく工夫してあります。

梅雨入り前の春先と梅雨明け後は土壌が乾燥しやすいので草刈を行う事
により地表を刈り草で覆い水分蒸散を防ぎ梅雨期には草刈を控える事により土壌中の余分な水分を草に吸収させ根を湿害から守ります。刈り取った草は土壌に戻り微生物によって分解され再び草や樹に吸収され有機質肥料としての役目を果たしてくれます。
徒長枝(樹体内窒素過多の時や太枝の先端が下垂れした時等に発生する強健な枝)が発生した時等草刈を控える事で草に土壌中の養分を吸収させ樹勢調節の一役も担ってくれます。
土壌には砂質土、砂壌土、壌土、埴壌土、埴土、礫に分類され桃の栽培には砂質土と粘質土が適度に混ざった排・透・通気性の良い壌土〜埴壌土が適しています。
固相・液相・気相の優れた土壌は団粒構成が形成出来ています。団粒とは土の粒子同士がくっつき隙間を作り、排水・透水・通気性を良化する事です。草の根はこの団粒の形成を促進してくれ有用微生物にとっても生活しやすい快適な土作りに貢献してくれます。
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